千年棚田の歴史や暮らしを守りながら、新しい未来を作るために。


1970年代中頃まで、岡山県美作市上山では棚田を中心にした昔ながらの生活が営まれ、棚田の集落に独特の伝統や文化が受け継がれていました。

しかし残念なことに、その地形的条件から大型機械を入れて作業をすることができず、昔ながらの手作業の労力は甚大で、深刻な高齢化と後継ぎ不足、また減反政策により、先人たちが守り続けてきた8,300枚あったといわれている千枚田は続々と耕作放棄されていきます。

やがて、一面の笹藪や竹藪、あるいは植林による杉林となり、すっかり荒れた谷へと姿を変えてしまいました。このままでは、千年の歴史も知恵も景観も二度と取り戻せなくなる。

「上山の千枚田を再生させよう」

かつての棚田を取り戻し、棚田ならではの景観や文化を未来に残したい。それが私たちの想いです。

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*Information*
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皆様の温かいご支援の一つひとつが棚田の未来の力となります。多くの皆様からのご支援をもとに、さらに充実した活動を続けてまいりたいと存じます。お力添えくださいますよう、心からお願い申し上げます。

(英田上山棚田団は、賛助会員の皆さまに税額控除のメリットがある、岡山県が認定した「認定NPO法人」です。)

21歳男子、過疎の山村に住むことにしました

「見とれ!」,74歳のみっちゃんは僕からクワをとりあげると,田んぼの畦を泥できれいに塗っていく.さすが! ――地域おこし協力隊員として村に入った大地は,お年寄りの元気と技に驚く毎日だ.都会から若者たちが入り込み,地元の人に学びながら,棚田再生,米作りや炭焼きに取り組む.8300枚の棚田の里に輝きがよみがえってきた.

■内容紹介
 この本の舞台は岡山県美作市上山(うえやま).本のタイトルどおり,過疎の山村です.
 過疎の山村というと,廃屋が点在し,棚田や段々畑は放置され,草や木がぼうぼうに生えている,人はいない――そんなイメージをもたれると思います.
 しかし,上山は違います.棚田はきれいに積み重なり,谷の両側から人の声がひびき,古い民家も手が入れられて人のぬくもりを感じる――これが実際の姿です.
 このすばらしい舞台で活躍するのは,著者の大ちゃん,かっち,びびさん,梅ちゃん,てつろうさん,くみさん,耕平さん,もめさんら,移住者である若者たちだけではありません.みっちゃん,善ちゃん,すみさん,かずこさん,いわちゃんら,地元住民のお年寄りたちも大活躍なのです.
 東京生まれの大ちゃんは,地域おこし協力隊員として,ここ上山で活動するようになってもうすぐ4年になります.若者の中でも最年少なので「大地」と仲間たちから呼ばれ,お年寄りたちからは「大ちゃん」と親しみをもって呼ばれています.都会育ちの若者が,仲間たちや地元のお年寄りに支えられながら,数年で何でもできるかくましい若者に成長しています.しかも,彼の住まいは「いちょう庵カフェ」として,地元の人や訪れた人たちのたまり場にもなっています.
 ここでくりひろげられるプロジェクトがなんと多いことか.「一般社団法人上山集楽」,古民家再生,鬼の搬出プロジェクト,英田上山達歩団,シカ革利用,…….達歩はタップ,東京で活躍するタップダンサーがある日,突然上山を訪ねてきたと思ったら,すぐに定住を決意し,みんなを生徒にし,練習を重ね,棚田でみんなでタップダンスをする,そんなことがガンガン進んでいるのです.
 美しい棚田の里で,お年寄りと若者がにぎやかな毎日をくりひろげています.過疎の山村がこんな状態になっているなんて,あなたは想像できますか?

【著者紹介】
水柿大地 : 1989年、東京都あきる野市生まれ。法政大学現代福祉学部卒業。2010年7月から2013年3月まで、美作市地域おこし協力隊員。現在も岡山県美作市上山に住む。「一般社団法人上山集楽」「NPO法人英田上山棚田団」メンバー、「みんなの孫プロジェクト」代表取締孫(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

¥ 842

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